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2009年7月1日
 「6年生過去問対策特別授業」の概要をリリースしました。
2009年5月23日
6年DVD教材算数「これでわかる比と相似形」をリリースしました。
2009年5月10日
6年DVD教材算数「これでわかる比と速さ」をリリースしました。
2009年5月7日
DVD母親講座第3回「志望校の決め方と学校別対策」をリリースしました。
2009年4月24日
6年DVD教材理科「これでわかる水溶液」をリリースしました。
2009年4月11日
6年DVD教材算数「これでわかる場合の数」をリリースしました。
2009年3月12日
田中貴講演DVD第1回「2009年慶應入試を振り返る」をリリースしました。
2009年3月5日
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第55回 なぜ塾は過去問を始めるのが遅いのか

大手の塾の話を聞いていると、過去問のスタートがおしなべて遅いようです。

だいたい11月。つまり入試まで3ヶ月。で、その間は、当然オリジナルのカリキュラムで進むことになるから、みんないっしょ。
この「みんないっしょ」はほぼ、塾の都合といっていいでしょう。つまり、なるべくみんな同じに進めていかないと、事業としての効率が悪くなります。例えば学校別指導のクラスもだいたいは週1回。どこかの教室に志望者を集めて特訓するわけですが、しかし、週1回日曜日に行ったとしても、それ以外はまた同じカリキュラムを勉強することになるわけです。

過去問をやったって、今は、できない。それで自信をなくすよりは、もう少し基礎を固めてから。というのがよくある説明ですが、私はこれには異論があります。

というのは、中学受験の場合、高校受験と違ってすべてが独自入試。つまり、学校がそれぞれ入試問題を作るのです。ですから、難しい問題を少数出すところもあれば、標準的な問題をたくさん出すところもある、記述もあれば、選択もあり、作業があれば、知識があるという具合でじつにバラエティーに富んでいます。それをひとつのカリキュラムで進行させること自体に無理があるでしょう。ある学校を狙うのであれば、その入試問題にあわせた対策をそれこそ平日がんばらないといけないわけですが、実際には各教室でいろいろな出題傾向に対応できるわけがない。だからなるべく一体になって動かした方がいいという結論になるわけです。

そこそこ対応している子ならそれでもいいかもしれません。しかし、中学受験範囲は小学校5年から中学2年までの範囲。これを網羅すること自体がなかなか難しいわけです。だからある程度しぼる必要がある。でも塾ではなかなか対応してもらえない。とすれば家庭がその主導権をとらないと、子どもは遠回りをすることになります。

しかしそうなると塾は面倒になる。だから、先手を打ちます。これが保護者会。

「いいですか、過去問は指示があるまで手をつけてはいけません。」

って、それは誰のため?

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8月過去問対策特別授業のお知らせ

田中貴.netでは以下の日程で、過去問対策授業を行います。夏休み以降、第一志望合格のために、過去問を学習することは非常に重要ですが、自分で学習することが多い分、そのやり方で学習効果が変わってきます。
特別授業では、それぞれの生徒が自分の第一志望の過去問を解きながら、どういうポイントに注意すべきなのか、何をどう復習すべきなのか、暗記分野をどう整理すべきなのかについて、実践を交えながら、田中貴が子どもたちに直接指導します。

指導時間が長くなっていますが、子どもたちが過去問を自分で解く時間と、それに対する田中貴の評価、ならびに個別の指導時間が含まれます。夏以降、効果的に過去問を自分で学習するやり方をここでマスターして、第一志望合格に役立ててください。

【日程】8月12日(水)13日(木)14日(金)
【時間】午前9時~午後3時45分 (昼食休憩が11時45分~12時15分まであります。)
【会場】SHOZEMIエルフィー 慶應進学館 (東急東横線日吉駅下車徒歩1分)
地図

【定員】10名
【費用】24000円(消費税込)
【持ち物】第一志望の過去問(声の教育社版を推薦)、4教科ノート、筆記用具、昼食、飲み物
【お申し込み方法】以下のフォームよりお申し込みください。事務局より手続きの方法をメールにてご案内します。

8月特別授業お申し込みフォーム

第21回 1問に何分かけるか?

お子さんと勉強をしているとき、例えば算数の問題を解いているとします。

なかなかできない、そろそろヒントでも言おうかな?と思って声をかけると
「まだ、ちょっと待って」
といわれることがあるかもしれません。では何分待てばいいでしょうか?

私はひとつの目安が15分だと思っています。難しい学校の入試問題でもだいたい1問15分で想定してあるので、それ以上時間をかけるということは入試ではあまり現実的ではないでしょう。

ただし、15分はやはり待ってあげたいと思います。その間にいろいろな試行錯誤があって子どもたちの思考訓練はできているのです。だから一生懸命考えている限り、その時間は決して無駄にはならないのです。

問題は、それだけ時間をかけると予定の問題なり、宿題が終わらない、ということ。

しかし、ただ解き方を教えてもあまり、勉強にはならないでしょう。なぜなら、本人に発見がないからです。発見できれば、それは子どもたちの進歩につながります。解説を読んでも、苦労するから「なんだ、そういうことか」という発見になる。それが思考力をつける源です。

だからたくさんの問題を解けばいいという話ではありません。子どもたちの力を引き出すために、教える側の辛抱も必要なのです。

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第11回 子どもと話し合う機会

忙しいお母さんにとって子どもと話す機会はなかなかとれないかもしれません。

話せば、小言ばかりということになっているのではないでしょうか。しかし、中学受験をする、しないに関わらずやはり親子で話す機会はなるべく多いに越したことはないのです。

実際に子どもたちにも多くの問題がおこっているはずなのです。それを自分だけで解決することができる年令ではありません。また考えている方向性が決して良い方向ではない場合もあるでしょう。だから話をする機会はなるべく多い方がいいのです。

ただ、面と向かって「じゃあ、今日はお母さんと話をしましょう。」といわれても話をする子は多くはない。むしろ面食らう子の方がいいでしょう。だから、いっしょにいろいろな作業をするときがいいのです。

例えば料理を作るとき、掃除をするとき、犬の世話をするとき、いっしょにお子さんと作業をする機会をなるべく作って、その機会にいろいろな話をしてみるといいのです。塾で困っている話、家での勉強がなぜ進まないのか。本当に本人が何を考えているのか、聞き出していかないと、お母さんの努力は空回りをしてしまうでしょう。

今日は土曜日、しかも快晴。たまった洗濯物でも一緒に片付けながら、お子さんと話をしてみてはどうでしょうか?

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第54回 与えすぎに注意

最近の子どもたちは、ホントにいろいろなものを持っています。筆箱の中もカラフルなペンがたくさんあるし、ゲーム、マンガ、おもちゃ。
きっと自分の部屋の中にはそれこそ、片付けられないほどものがあふれかえっているのではないでしょうか。

で、問題はそれがどうして手に入ったのか?ということなのです。

いろいろ本人が努力したというのであれば、それはそれでいいのだけれど、多分いろいろともらったのではないかと思います。

このもらうのがよくない。特に受験にはよくないと思うのです。

入試は、自分で努力して、力をつけない限り、合格できない。このことは子どもたちの人生の中ではある意味初めての経験なのです。今まではなんとなく、親が道を開いてきたところはあるし、親が保護してきたから今の彼らがあるといっても過言ではありません。しかし、実際に入試会場に親が入っていくわけにはいかない。だから自分で道を開く必要がある。

と、このとき、与えられている子どもたちは自分でとろうとしない。だって待っていれば誰かが与えてくれたから。

そうなんです。今の子どもたちを見ていて思うのは、その貪欲さみたいなものが、あまり見られない点。

与えてしまうと自分でとる機会を失う。

これは真理なのです。与えられすぎてしまうと、自分でとる力がなくなってしまいます。物を与えれば、子どもに幸福が与えられると勘違いしてはいけないのです。

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第20回 夏休みの過去問のやり方

今日はZ会の保護者のみなさんにお話をしてきました。

Z会の中学受験コースは、家庭中心の中学受験を進めましょうというコンセプトの下で進んでいます。私はそのコンセプトは大変大事なことだと思うので、いろいろと関わらせていただいています。
今日は6年生の保護者のみなさんに2010年の概況と学校別対策についてお話してきました。

私は夏休みにまず第一志望の過去問を解くことをお勧めしています。これは子どもが、入試のレベルを知るのと同時に、どういうことができれば合格するのかというイメージを持つのに有効だと思うからです。ただ、この時期にすらすら過去問を解けるわけではありません。だから、後からやらせるという指導もあるでしょうが、私は違うと思います。

積み上げていく受験勉強をイメージされている方が多いと思いますが、中学受験の範囲を全部マスターするというのは大変です。だから、目標のレベルを定めてそこからパッチをあてていく。そのパッチはどこにあてればいいのか、まずは過去問をやってみないとわからないでしょう。

だから、やるのです。この時期、時間を計る必要はありません。たっぷり時間をかけて、2倍ぐらいかけていいでしょう。そして何ができて、何ができないのか、明確にするのです。

過去問に出て、できない問題が最も優先順位が高い勉強なのです。だから、できなければ解説や解答を読んで、ウンウンうなりながらでもいいから、理解する。一番大事な勉強をしていることになるわけですね。

そして秋になったら、今度は時間を計ってやってみてください。このときは一度やっていることもあり、もう少しすらすらできるでしょう。できるということは、決して気分が悪いものではありません。ここですかさず褒めて、伸ばしていきましょう。

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第10回 夏休みをどう過ごすか

夏休みに入り、子どもは朝から家にいます。
しかしワーキングマザーのみなさんの夏休みが、そんなに長いわけがない。せいぜい1週間か、10日。
子どもは夏期講習に行っているとはいえ、一日いっているわけではありません。

多くの学習塾は午前中に4年生や5年生の授業を入れますから、6年生はだいたい午後から。
つまり、家庭学習の時間は午前中であることがおおいわけですが、当然、お父さんもお母さんも仕事でしょう。

悪く言えば、つまり家でひとりでいる状態ならば、まさに何をやっても大丈夫状態。

ゲームもやれるし、漫画も読み放題です。だから、それをどう管理し、モチベーションを高くするかが、夏休みの過ごし方の大事なポイントになるでしょう。
本人が勉強しよう、という気持ちにならなければ、「やらされる」勉強をし続けることになります。これは効果があまりない。

いかに本人がやる気をもって、勉強に積極的に向かうか?ということなのです。

そこで私がお勧めしたいのは計画を決めてみんなの見えるところに大書する方法。
今日は何をやらなければいけないか、それが終わったのか、誰が見てもわかるようにするのです。

そして終わったら×をつけるなり、消すなりして、達成度が視覚的にわかるようにします。これは案外利きますね。
終わるということがすべてになると質に問題はありますが、それでも本人が自分の達成度を視覚的につかめてしまうから、前向きにすることはできるでしょう。

私は、いくつかチェックポイントを設けて、その日までに終わったらそのチェックポイントの日は1日遊びに行けるようにしていました。終わっていなければ勉強するしかない。

でも、終わっていればお祭りでも、ナイターでも、遊びに行ける。この差は子どもたちにとっては大変大きいのです。

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第53回 あなたの受験でしょ?

そうなんです。お母さんの受験でも、お父さんの受験でもない。お子さんの受験なのです。

親が一生懸命いろいろがんばっているのに。お金もかかるし。なのに、子どもはどこふく風。つい、いやみのひとつも言いたくなる、いや、その気持ち、よくわかります。
しかしながら・・・

子どもたちの常識はそんなもんなんですね。本人としたら、「遊びたいのも」我慢して、「ゲームも」しまって、勉強しているじゃないか、

という感じではないでしょうか。

だからお互い、「やっていない」「やっている」の水準が違うんです。ここを正さないとお互いのコミュニケーションがかみ合わない。

私は6年生の早い時期に一度第一志望の過去問をやることをお勧めしています。つまり、これができないと合格しないんだ、ということをまず教える必要がある。その上で、これができるようになるためには、どういう努力、どういう勉強をしないとだめなのかを、具体的に絞り込む必要があるのです。

ここで保護者のみなさんは面倒になる。

だから「塾の宿題はやって」「塾の先生に言われたことはやって」
ということになるわけですが、塾の先生は小さい塾ならひとりひとり目が行く届くでしょうが、そうでなければ一括で勉強の仕方を話すのだから、子ども一人ひとりに合っているわけではない。だから多くの子どもにとってとほうもないことになる。

「あんなのできないよね。」
「そうだよ、ママがムリだっていってた」
なんて会話を聞きつけてしまえば、子どもは「やらなくていい宿題なんだ」
になっちゃうのです。結果として、
「まあ、適当に」がんばるという形ができあがってしまう。お子さん、そうではありませんか?

子どもが11歳、12歳で自分のなすべきことを絞り込むなんて到底ムリです。だから、大人が絞って、見せてあげる必要がある。それが塾の先生に任せられるのならいいでしょう。でも、そうでなければ親ががんばらないといけない。

それが大変なら高校受験に回るしかありません。高校受験は塾の先生と子どもで完結できるでしょう。子どもがその分成長しているからです。

だから「あなたの受験」なんですが、「お父さん、お母さんにとっても関わらなければいけない」受験が中学受験なんです。そこを見落として、あるいは見ないふりをしていると、良い結果になりません。この夏はいい機会ですから、ぜひ大いに関わってあげてほしいと思います。

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第9回 情報を集める

学校説明会が始まっています。

多くの学校の場合、土曜日に行われますが、毎週土曜日がつぶれるというのも困り者かもしれませんね。
ただ、やはり学校別対策をするにあたって、学校の説明会はしっかり出席をしておいた方がいいし、また受験する可能性のある学校は早めに絞り込んでおく必要があるでしょう。

私は志望校はまずスクールカラーで決めるのが良いとお話しています。

偏差値よりもスクールカラーを重視するのは、やはり子どもたちにとって6年なり、10年なりいる学校ですから、その学校での生活が本人の性格形成の上で非常に影響が大きいからです。

私はスクールカラーを管理型と放任型に分けます。

管理型というのは、子どもの成績、生活について学校がしっかり管理していこうという考え方。中堅の受験校に多いですね。
一方放任型というのは、なるべく子どもの自主性に任せる。ある程度自分でできるということが前提ですから、実際にできないとなると大きく落ちこぼれる可能性がある学校でもあります。

積極的でやりたいことが多い子どもたちにとっては管理型よりは放任型がいい。管理されることを嫌う傾向がありますから、だんだん学校に行きたくなくなる可能性があり、その辺をしっかり吟味しなければなりません。

ワーキングマザーのみなさんにとって、なかなか情報を集めることは大変でしょうが、しかしホームページもあり、情報誌や学校案内もありますから、なるべく多くの情報をみながら、子どもに合う学校を見つけてあげてほしいと思います。

こればかりは、子どもができることではありません。保護者がしっかり吟味しなければいけないので、少しずつ準備を進めてください。

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